適応障害とツイッター・SNSの有効活用

僕が職場の人間関係で適応障害になった時、職場の周りの誰も、そして友人関係でも、適応障害やうつ病などの精神疾患を患っている人はいませんでした。

もしかすると、実際にはいた(いる)のかも知れませんが、そういう経験があると言う事をオープンにした情報はありませんでした。

僕は症状が酷くなってからは、職場や友人、家族にもメンタルクリニックに通院して、適応障害であることもオープンにしています。

この時感じたのは、周りの同じような経験をした人がいないということ(本当はいるけどいないこになっている?)が、とても心細く感じたものです。

現実世界に精神疾患を抱えている人はいないのか?

適応障害と診断されてからは、自分の状況を素直に周りに発信して、協力者を求めることが必要だと思い、精神疾患であるという事は一切包み隠さずに過ごしています。

これは、以前に腎臓ガンになり、摘出手術が必要となった時にその事を周りに発信したら、ガン摘出手術経験者の方が職場や友人関係でも数人居て、色々とお話を聞かせてもらい、心強く思った経験から、適応障害という精神疾患に関してもオープンにしています。

同じように、精神疾患を経験した、または現在闘病中の方たちと繋がりが出来れば、こんなに心強いことは無いな、と思っているからです。

 

ですが、実際には、僕の現実世界(実際に顔を合わせる世界)では精神疾患を抱えている人と繋がりを持つことは一切出来ていません。

 

ガンと比べると、その絶対的罹患数が少ない事も関係があるかも知れませんが、精神疾患というと世間的なイメージがマイナスである事から、精神疾患に罹患しているという事実を伏せた方が良い、という社会的な抑圧が背景にあるように感じます。

 

厚生労働省のHPによれば、精神疾患で何らかの医療機関を受診している方は、平成26年で392万人、平成29年で400万人を超えているとされています。

 

 

症状としての内訳は、多い順にうつ病、統合失調症、不安障害、認知症となっており、近年は特にうつ病や認知症について増加傾向であるとされています。

統計的に見ても、精神疾患を抱えていて、苦しんでいる人は大勢いるはずなのです。ですが、ガンとは異なり、現実世界ではその症状を抱えている方と顔の見える関係では繋がる事が出来ていません。

これは、精神疾患に対する社会的抑圧があることからオープンにしづらい、また理解が求められ難いという、悪循環を生み、より一層の心の病を増やす構造になっているように感じます。

実は精神疾患を抱えている方は多く実在している

厚生労働省HPの統計でも明らかではありますが、精神疾患を抱えている方が実は多く実在している、と感じた出来事は、僕自信が抑圧的症状を抱えて困り果てていた時に、メンタルクリニックの初診予約をした際でした。

居住地近くのメンタルクリニックを調べると、半径1km以内に5つもの精神科があったこと、それだけ需要があるという事が分かりました。

また、5つの病院全てに初診の問い合わせをしましたが、初診に関しては全てのクリニックが事前予約制で、かつ1か月先まで全て埋まっている、という状況でした。

この時、1か月も先になるのかなぁ、、、とちょっと絶望にも近い思いを感じた事を覚えています。

 

この事からも、精神疾患を抱えている方はたくさん居るけど、その事をオープンに出来ない社会的抑圧背景もあり、同じような症状を抱えた人たちの繋がりが持ちにくいのでは?と感じています。

 

確かに保険センターや福祉センターなどの行政の支援や、民間の支援団体等もありますが、こういった情報もまた、あまり一般的ではない(自分から積極的に調べないと分かかりにくい)印象があります。

精神疾患を抱えている状態で、全てを個人で考えて行動するとなると、何らかのセーフティーネットはあるよ!というところまで行きつくのが非常に大変、という印象です。

ツイッターというSNSの活用

僕の場合ですが、現実の世界では精神疾患を抱えている方との繋がりはありませんが、ツイッターというSNS上では緩やかではありますが、その繋がりがあります。

適応障害の症状が酷くなるにつれて、ツイッターで同じような境遇の方や、寛解して今現在苦しんでいる方に有益な情報を発信している方など、現実では出会えることの出来ない方たちがツイッター上にはたくさんいました。

 

この事は自分にとって、非常に心強く、励みになっています。フォロワーさんのツイートを見ていると、共感したり、なるほどそういう考えもあるのか、など気づきの場にもなります。

 

自分が今現在、属している環境では知り得なかった情報や考え方を知る場がツイッターです。そして、ツイートしている方の人柄なども感じる事が出来るのが良いところだと思います。

情報を受信するだけでなく、自らも発信する事で、自分の頭と心を整理して、次に繋げていく、という事にも活用出来ます。また、仕事と違って何も毎日やる必要性もなく、気が向いた時に、気が向いたように「ゆる~く」向き合っていけば良いのです。

SNSは時には自分や相手を傷付ける刃にもなりえる恐れはあります。ですが、SNSは人が作ったシステムです。人と人が繋がり、より人生を豊かにするためのツールとして有効活用していきたいと感じています!