適応障害で昼夜逆転になるライフスタイルは悪なのか?

こんにちは、まめまんめです。

@https://twitter.com/mamemanme

 

適応障害やうつ病などになると、問題視されるライフスタイルの乱れがあります。

昼夜逆転の生活になり、そのライフスタイル自体が精神疾患にも悪影響を与えている、というのは一般的に言われているかと思います。

夜のお仕事の方は除いて、大抵の方は、昼間に学校や仕事があるかと思います。そのため、朝起きて、昼間活動して、夜に寝る、が当たり前の生活かと思います。

ですが、適応障害やうつ病などの精神疾患になると、、夜に寝れない、寝ても日中どうしても眠い、クスリの副作用でどうしても日中に頭がボーっとしてしまう、などの症状が現れます。

果たして、必ずしも早寝早起きが絶対に正しくて、昼夜逆転する生活が良くないのでしょうか?

早起きは三文の徳は本当か

一般に早起きは三文の徳、と言われています。でも、本当にそうなのかなぁ?と昔から懐疑的に感じている自分がいます。

実際に早起きして、自分にプラスになった事って実はそんなに無いような気がします。仕事で言えば、早く行ったからといって、早く帰れたわけではありません。

むしろ、早く来ているので、他の誰もいない状態で突発的なトラブルなどが発生した際にその対応を行うなど、どちらかと言うと貧乏くじを引いていた印象が強いです(笑)

その対応したこと自体が自分の財産になるという考え方もありますが、そこまで建設的に何事も捉えることも難しいです。

朝早くに起きて、なにがしかの勉強だったり、運動だったりして、コツコツと積み上げをする、というのも、とても有益なことだ分かってもいます。

 

ですが、これはあくまで、早寝出来てこそ、だと思います。現代の日本の生活スタイルでは、そもそも「早寝がしにくい」ライフスタイルになっていると思います。

 

残業は当たり前、通勤時間は長時間傾向、夜間の娯楽の充実などです。

こういった環境の中で、早起きは三文の徳を実行しようとしても、結果、睡眠時間を削る、という行為に繋がる恐れがあります。

実際、僕は以前に朝1~2時間早く起きて、副業を行っていた事があります。毎日2年間は続いていたと思います。結果として、毎月10万円くらいの副収入の構築も出来ました。

 

ですが、睡眠不足がたたってしまい疲れやすくなり、体調を崩してしまいました。こうなると本末転倒です。

 

こうした実体験からも、現代社会においては、必ずしも早起きは三文の徳ではあり得なくなっていると感じます。

あくまで、早寝が出来る状態が、早起きは三文の徳に繋がる、ということではないでしょうか。

ライフスタイルが昼夜逆転になる意義

適応障害やうつ病に罹ると、ライフスタイルが昼夜逆転になってしまう傾向があります。僕も時々そうなります。

昼夜逆転の生活になるのは良くない、という大前提のがあるので、昼夜逆転してしまう自分自信に嫌悪感を抱き、何とかしてそのライフスタイルを直そうと試みます。

ここで、大きなエネルギーを使ってしまい、また疲弊してダウンしてしまう、という悪循環のループに陥ってしまう事があります。

 

この悪循環のループに陥っている時に考えたのですが、精神疾患になって、ライフスタイルが昼夜逆転になってしまう意義があるのではないか?と。そうでなければ、自然と昼夜逆転になることもないはずです。

 

多くの方は、今まで、仕事や学校生活などを頑張ってきて、その中で何らかの耐えがたい大きなストレスを感じることによって、精神疾患になったと思います。

まずは、この大きなストレスに晒されていたことによって、心のエネルギーが枯渇している状態である、と考えられます。

 

エネルギーの無い状態で、今まで通りの生活を送るのは難しいと思います。だから、昼夜逆転する事自体が、その人にとってエネルギーを補完するために必要な事であると思うのです。

 

また、休職や退職をして、家にいる時間が増えるとします。この時、日中は多くの人が仕事や学校などの活動に充てています。

そんな中、自分は家で仕事も学校も行ってない、という現実を突きつけられて、自分が世の中に取り残された感じがしたり、自分が無価値な存在なのでは、と比べてしまいがちになります。

ですが、夜間や深夜などは社会全体が基本的には活動を休止する時間帯のため、その時間帯に自分が起きていても周りの事ことを気にせず、精神的に委縮することなく過ごしやすい、と感じるのではないでしょうか。

このように、精神疾患になって、ライフスタイルが昼夜逆転になることは。枯渇した心のエネルギーを補完するためには、実は意義がある事のように感じています。

その時、その人に合ったライフスタイルを

とは言え、その人その人によって、朝型、夜型もあると思いますし、ご家族がいらっしゃる場合は、そのご家族とのライフスタイルの兼ね合いもあります。

だから、一概に昼夜逆転を推奨して、そのライフスタイルを継続していけば良い、と言っているわけではありません。

ですが、どんな状況においても、早寝早起きが必ずしも「規則的に正しい生活」ではない場合もある、と言う事です。

 

昼夜逆転してしまう事は、その時、その人に合ったライフスタイルとして意義があり、その時は必要とされていることなのだと思います。

 

実際に昼夜逆転をそのままに、うつ病の治療を行ったケースがあります。もちろん、同居のご家族の理解と同意を得て、患者さん当人が昼夜逆転に関して罪悪感を感じないように環境も整えての事です。

こうして、周りの協力と環境を整えて、昼夜逆転生活を送ってもらったそうです。すると、一定の期間を過ぎてくると、生活リズムが少しずつ戻ってきた同時に、うつ病の症状も軽減されて、回復に向かったということです。

日中は自然と眠くなるため、睡眠剤も最小限に済む、というメリットもあったようです。

これは、昼夜逆転の生活を一定期間行う事で、心のエネルギーが満たされていき、結果、うつの症状が軽減されて、ライフスタイルも少しずつもとに戻っていったのだと思います。

つまり、その時、その人に合ったライフスタイルが重要であり、一般的な常識が全てにおいて当てはまるわけではない、といことだと思います。

全体的な社会通念も大切ですが、やはり、人という個を見て、その人に合った様々な多様性のある考え方、選択肢が必要なのではないでしょうか。

多様性のある柔軟な社会が精神疾患を減らして、精神的な豊かさをもたらすと思います。