適応障害やうつ症状と食べ物の関係性

適応障害やうつ病などの精神疾患を患うきっかけは、たいていは人間関係や仕事、家族間の関係性による過大なストレスが関係していると考えられています。

最近では、ヘルペスウィルスの感染との関係性も発表されて、精神疾患の原因が色々と紐解かれてきています。

何にしても、様々な理由で人間はメンタルを壊し、心身ともに不調に陥ってしまうことがあるということです。

そして、精神と身体はお互いに表裏一体で、相互に影響のある関係性であると僕は考えています。

メンタルクリニックの主治医にも一定の生活リズムを保つことと、食事についてもざっくりではありますが、バランス良く摂るように言われています。

僕自身、カップラーメンや総菜パン、スナック菓子、スイーツなどのスナック菓子などの、ハイカロリーな割には、実は栄養素が少ない加工食品などを好んで食べていました。

これは、仕事が忙しく、自炊がなかなか出来なかったり、定食屋さんに行く時間が無かったり、という背景もあります。

ですが、休職して、時間が出来てからは、経済的な理由もあり、ほぼ自炊をするようになりました。

最初はなかなか大変ではありましたが、少しずつ慣れてくると、今ままでの食習慣を見直した内容となっていき、それに伴い、体調の不良や、身体のおもダルイ感じが少なくなってくるように感じました。

適応障害やうつ病などの治療には、精神科医・カウンセラーの受診、適切な薬の服用が一番大切かと思いますが、自分で出来る療養方法のひとつに食べ物の見直しがあると感じています。

 

人の身体は食べ物から出来ているという意識

人間の身体は食べたもので作られています。これは当たり前のことなのですが、なかなか意識出来ていない事実だと思います。

精神疾患に罹りやすい傾向のある方は、実生活の中でその人にとっての仕事(家事や学業含む)を最優先してしまい、食事・睡眠・休憩などをついつい見過ごしてしまいがちになるかと思います。

現代人は基本的に多忙で時間がないため、食事に関して言うと、自炊などができる時間をなかなか作れずに、手軽な加工食品や外食に頼ってしまいがちです。

実際に時間が無いので、加工食品や外食をうまく利用すること自体は、現代社会において必須なことだとは思います。

 

ですが、食べ物が身体を作っている、という事実を考えると、食べ物というのは、睡眠や休息と同様に、心身を健全な状態に保つにはとても重要なものである、と休職して時間のある今、非常に強く感じています。

 

休職する以前の僕は、朝は時間が無く何も食べずに、昼間も忙しい際は昼食を摂らないこともありました。

すると、仕事の終わった遅い時間にストレス解消感覚でガッツリと食べてしまうのです。遅い時間帯にやっているお店と言えば、コンビニやハイカロリー系メインの外食屋さんがほとんどです。

そして、カロリーだけはたくさん摂って、肝心な栄養素をしっかりと摂っていないためか、常に体調不良を抱えているような状態でした。

やはり、体調を整えることも、精神疾患の寛解を目指す上で、とても重要な事なので、身体が本当に必要としている食べ物を摂取することが重要なのでは?と感じ始めています。

人の身体は食べ物から出来ている、という意識を持って、食事をすることが大切ではないでしょうか?

 

積極的に摂取したい食品と避けたい食品

それでは、体調を良くするために積極的に取りたい食品と、控えたい食品は何でしょうか?

僕は医師でも栄養士でもないため、医学的、栄養学的根拠から書く事は出来ませんが、あくまで僕自身の経験則からのお話になります。

 

体調を整えるために摂取を避けたい食品
これは、身体が本当に欲している食べ物ではなく、脳が食べたい、と誤認している食品が該当していると思います。
人間は本来、その時の身体に必要な食べ物を欲するように出来ていると言われています。そのいわばセンサーのようなものが、現代人は壊れているのでは無いか?と感じています。
その時その時に、身体が本当に欲している食べ物は何か? を自分の身体に聞いて、その答えを見るけられるようになることが大切だと思います。
ですが、これって、とっても難易度が高いことかと思いますので、僕もなかな出来ていません。
以前に食べた記憶があり、あれが美味しかった(はず)、という脳の記憶による食べ物の摂取方法は避けた方が良かもしれません。
具体的には原型が何か分からないほど変化している加工食品や、ハイカロリーだけど、ビタミンやミネラル、食物繊維などが少ない食品が該当すると思います。
これらの食品は、食品添加物の使用や味付けを濃くすることによって、美味しく感じさせている、つまりは脳を騙している状態と言って良いと思います。
脳が騙されているから、記憶に残り、また食べてしまう、というある意味、一種の麻薬のような側面があるかと感じています。
体調を整えるために摂取したい食品

摂取を避けたい食品と真逆のものが該当すると思いますが、脳ではなく、その時その時に身体が欲している食べ物が該当すると思います。

なるべく原型をとどめている状態の食品や、添加物などを極力使用していない食品が良いと思います。

添加物と言っても、何が該当するか分からないかと思いますが、食品包材に印字されている表示を見て、カタカタだったり、家の台所にないような名称のものは、おおざっぱ言うと、本来は食べ物として必要のない添加物である恐れがあります。

※必ずしもではありません

 

表示内容が至ってシンプルなものを選ぶ、というのも選択方法のひとつになるかと思います。

あまり、栄養素という細かいことばかりに拘っていては、疲れてしまいますし、細かな栄養学の知識も必要になってくるかもしれません。

なので、僕は以下を意識して食材を選択するようにしています。

 

・旬の食べ物
・原材料表示がシンプルなもの
・昔から日本にある食べ物
・発酵食品
・その土地の食べ物(地場)
・植物性の食品
・動物性タンパク質も適量摂る

 

これらを意識して、腹八分で食べるようになってから、身体のダルくて重たい症状が以前より少し良くなってきたと感じています。

ただ、食事の内容の見直しが、必ずしも即効性があるものでは無いと思いますので、今後も継続しながら、随時、見直しをしていきたいと考えています。

 

食習慣を変える工夫

食生活はその人の習慣そのものです。「習慣を変えれば人生が変わる」という格言があるほどに、人間の習慣を変えるのはなかなか難しい一面があると思います。

そのため、食習慣を変えていくためには、やはりちょっとした工夫が必要であると考えています。

今、現在、僕が行ってるその工夫とは、、、

 

加工食品を摂り過ぎない
外食する時はなるべく定食にする
野菜や果物をちょい足しする
腹八分にする
今食べているものが、自分の身体を作っていることを意識する

 

今までは、ストレス解消や脳が美味しいと感じていたものばかりを、お腹いっぱいになるまで食べていました。

一時的な精神的ストレスは確かに解消されていたかもしれませんが、この身体のことを顧みない食生活が、実は身体をダメにして、精神にも悪影響を与えていたのでは?と顧みています。

とはいえ、甘いものやスナック菓子などの、いわゆる嗜好品と言われる食品を食べたくなることはあるものです。

これを我慢し過ぎると、かえってストレスになってしまうので、何かを頑張った時の自分へのご褒美として、時々、少しだけ食べる、というのも心の栄養には繋がると思います。

長時間労働やデスクワークなどで身体を動かさないことが、精神疾患だけでなく、様々な病気の原因になっているのが現代の特徴だと思います。

長時間労働の見直しや、適度に身体を動かす習慣作りの時間確保と共に、昔から日本人が食べていた食生活を取り戻す、ということが精神疾患を含む様々な病気を予防する一番のクスリなのかも知れませんね。